2007年05月10日

素敵な音楽

まだ役者としての道を歩み始めた頃、バンドをやっている友人は嫉妬の対象だった。だって僕は何ヶ月も稽古するのに、彼らはアコギ1本で自分の思いを主張できるのですから。僕は音楽に対してかなりの思い入れとなんでもありな人間だ。例えば嫁が掃除の為にかけている掃除機の音のノイズですら音楽である。僕にとって、音がすれば音楽だ。好きだったバンド、フェアグランドアトラクションのリーダーが解散理由に「究極の音を求めたら無音だった」。これが分からない訳ではないと思ったのですよ、その当時(う〜ん、高校生か大学生になったぐらいだったかな?)。

演劇の道に入って随分した時、無音の時間、もちろん、その無音のなかでいろんな感情がざわめいているのですけど、その雄弁さに魅せられた時、表現に対しての感覚が全く変わったのですよ。それまでの自分は語るに落ちていた。

高木正勝の音楽を聞いているとき、その無音の空間に頭の中だけで鳴っている音を聴いた感覚になるときがある。音が鳴っているわけだから、無音ではない。無音のようにそっとそこにいるのだけれど、無音ではない。

Takagi Masakatsu 「Private/Public」すごくいいアルバムです。もちろん好みはあるのでこういうタイプの音楽を好きじゃない人もいて当たり前だと思います。ただ、僕にとっては、とても影響を受けている1人です。この人(京都在住)と敬愛してやまないあの人がいなければ、作品を作るのに場所は関係ないって信じれなかったと思います。
posted by asimpleplan at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

まだ学生の頃

仕事帰りにoasisの「stop the clocks」を買う。
ちなみに初来日のクアトロでのライブに行ったことは人生の中の数少ない自慢である(どうやらそこでバンド史上初めてのアンコールをやったらしい)。それもあってか、思い入れは深い。

感想。
やっぱ良い。
それ以外に言いようがない。

oasisと言えば、音楽的な新しさではなくて、歌の良さをよく雑誌とかで引き合いに出されている。僕のフィールドに無理矢理置き換えると、それは物語の良さってことになるのかな?本音を言えば、そこで勝負出来る書き手になりたいと思う。
posted by asimpleplan at 00:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

何かをしながら聴く音楽

高校3年の時、フリッパーズギターにはまった。いわゆる渋谷系という言葉がメディアに出始めた時期だ。基本的には兄貴の影響もあって雑食なのだけど、それまではROCKなものを多く聴いていた。でも、高校になって、そろそろ兄貴の影響から離れて自分なりのものを見つけだす時期でもあって、ちょうどそんな頃、雑誌で絶賛してたフリッパーズギターの「ヘッド博士の世界塔」を手に入れた。うぉー!っと思ったのを覚えてる。そのアルバムはポップだしサイケだしロックだし当時流行り始めてたアシッドなとこもあるしetc、ともかくなんだか自由だたった(自分解釈でね)。でも、出会ってすぐに解散してしまう。

で、大学になってもコーネリアス、小沢健二、両方とも追っかけてた。とくに小沢健二の1stなんかはすげえシンプルだし、なんか自分と体温近いし、文学な香りもするけど難しくないし、めちゃめちゃ聴いてた。その後、彼は渋谷系の王子様になっていってしまうのだけど、それでも彼の音楽は明らかに飛び抜けていた思う。だけど、僕はいつのまにか聴かなくなっていった。(コーネリアスはずっと聴いてたけど)きっと、キラキラした感じがその当時の自分には合わなかったのかな。

先日、レンタル屋で小沢健二の最新アルバム
「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」を借りた。
ジャジーでポストロックな雰囲気もあり、後、その名の通りどこかオーガニックなインストアルバムだった。その前のオリジナルアルバムはすげえ大人の切ない香りがするR&Bやソウルなテイストだった(なんだかんだで全部聴いてるんですけどね)。

今は全然メディアに顔を出さないけど、何故にそこにたどり着いたか知りたくなった。職人的に同じ音楽を創り続ける人もいるけど、表現をする人間は、創るものの揺れ幅の大きい小さいはあるが、変遷や揺れを続けるものだってイメージがある、僕自身もそんなまっただ中だし。だからこそ、全盛期のキラキラしたポップから(もちろん音楽的な伏線はその時から感じるし、歌詞はとっても日常の瞬間の描写なのですが)、どんどん表面的なキラキラしたものを外しつつ変遷を続けていったのか、聞いた見たいと思った。まあ、叶わぬことですが。

話は戻って「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」。
良いのですよ、ホントに。売れるバラードみたいなドラマチックな要素はないのですが、こうやって文章を書いたり、本を読んだり、散歩をしたりしながら聞くのに良いのですよ。毎日の環境学。生活の中に馴染む音です。




posted by asimpleplan at 03:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

小難しくない。

次の現場までの空き時間にCDを買う。

epic45「slides」
ポストロックと呼ばれるジャンルのインストバンド。コンピューター少なめ、ちゃんとギターとベースとドラムでバンドしてます。でも轟音というよりは美メロも有りアコースティックも使ってたりのオーガニックなサウンド。とは言えやさしさとか癒しだけというわけでなく、少し淀みのある晴れの日の切なさや怖さもあると言えば伝わるでしょうか。音数が少ないのでこちらの想像力が刺激されてそんな音像風景がすごく立ち上ってきます。でも、ポストロックと呼ばれる人達にありがちな小難しさは一切なし。当たりです。
posted by asimpleplan at 22:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

トム・ヨーク好き

レディオヘッドのボーカル、トーム・ヨークのソロアルバム『The Eraser」を買う。バンドの時のどこか張りつめた感じと違い、すごく生身の人間とういうか、その人を感じさせるパーソナルな作品。まあ、ソロアルバムなんだから当たり前だろと言われればそれまでなんだけど。ともかくどこかリラックスしたトム・ヨークの声を聞いたとき、なぜだか僕は嬉しくなってしまったのですよ。凄く緊張させられるかと思ってたのに、逆にほっとさせられたというか。レディオヘッドが好きな理由の一つはこの人の声だ。曲によって本当にいろいろな響き方をする。ちなみにレディオヘッドの「OKコンピューター」というアルバムに入っている「ノー・サプライゼス」はくるりの「ハイウェイ」と並んで自分の中で大好きな曲。

そんなトム・ヨークを聴きながら向かった先は「やわらかな光」の稽古場。みんな、なかなかペースを掴めずにいたが、ここに来て、とてもポジティブな空気が生まれ始めている。日々、前進してることを感じれるのはやっぱり嬉しい。






posted by asimpleplan at 04:38| Comment(2) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

Pixies!!!!!

気分転換と次の台本のイメージ作りの足しにとレンタル屋にCDを借りに行く。
そこは4枚借りると5枚目がタダになるとのことだったので、最後の1枚は単純に自分が聞き逃していたけど、気になってたのにしようと手に取ったのがPixies。オルタナティブなバンドつーか、今もいろんなバンドが影響受けたってよく名前を出すバンド、レディオヘッドのトム・ヨークも影響を受けたらしい。僕は有名な曲は知ってたけど、恥ずかしながらアルバムとして手に取るのは初めて。ヤバい、すげえ。

あと、ソニックユースも借りた。ソニックユースはやっぱり好き。学生の頃にライブに行ったときのことを思い出す。なんだかんだで僕は自分がむさぼるようにいろいろ聞いてた頃の音楽が好きらしい。

posted by asimpleplan at 02:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

ヘビーローテーション

高木正勝の新譜「AIR'S NOTE」を一昨日購入。以来、ずっと聴き続けている。ライナーノーツに「森って遠くから見ると奇麗だけど、近くにいくとグロテスクだったり、荒々しかったりする」みたいなことが書かれていた。高木正勝の音楽はまさにそうだ、美しいだけでは済まないいろいろな感情や思いが内包されている。もうホント、ごちゃごちゃ書くのが面倒なくらい好き。

話しは変わって、夜、仕事を終えエレベーターに乗った時の事、
乗り合わせた見ず知らずの人達が「今日、雪が降るかもね」と話していた。夕方からスタジオに籠っていた僕は心の中で「はあ?雪?4月前だっつーの」と軽く毒づいてた。が、外に出ると、有り得ない寒さ、しかも雪が降りそうな空気だった。ホント、ごめんなさい。間違ってたのは僕です。罰が当たったのか、地下鉄を降りると、冷たい雨が降ってた、傘がないので濡れて帰った。

僕だってときには心の中で毒ぐらい当然吐く。だからかわいいあの娘が毒を持ってて当たり前だし、いつも笑っているあの人だって、きっとたくさんのことを当然抱えているだろう。そういうことを改めて感じてしまうのですよ、高木正勝の音楽を聴くと。(僕が思い入れがありすぎるってのもあると思いますが)
posted by asimpleplan at 03:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

気分転換には

執筆に詰まると、レンタル屋に行きたくなる。
CDとかビデオとか借りてなんか新鮮な刺激を受けたくなるからなんだけど。実は今日も、執筆中の台本が半ばにきたところで、気分転換にとレンタル屋へ。YUKIや木村カエラとかiPodで聴く用のシングルと一緒にMu´m(ムームと読めばいいのかな?)というアイスランドのバンドのCDを借りる。これが当たりだった。

Mu´m「Yesterday Was Dramatic Today Is OK」
アイスランドということで同郷のシガーロスやビョークとも親交があるらしいバンドで、音はシガーロスからドラマチックさを引いて、空気感はそのままにもっとピョコピョコしたエレクトロニカにした感じといえばいいのかな。でもそのピョコピョコがどこか可愛かったり、やさしかったりとってもユニーク。う〜ん、こういう文章はホント難しいな。そうだ!ハル・ハートリー監督の映画のサントラに使われそうな感じといえば伝わる人には伝わるはず。

ちなみに新しい台本を書き始めるときは、これから書こうとしてる作品の世界に合う新しいCDを買いに行く。(大抵の場合は矢場町のタワーレコードだ、エレクトロニカとかの品揃えがすごく良いので)
posted by asimpleplan at 00:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

乗り遅れておりますが、

「お前、今さらかよ」
と突っ込まれるかもしれませんが、カニエ・ウエストにはまっております。UKロック小僧だった身としては、実はラップってあんまり得意ではなくて、大好きな曲はいくつもあるんだけど、アルバム単位で好きってのはこれまでなくて。

カニエ・ウエスト「Late Registration」

いいです、このアルバム。もちろんバカ売れしております。
苦手なタイプのラップって、大抵の場合なんだかいろんな意味でマッチョな感じのものが多いんだけど、この人に関してはそんな匂いがしない。ソウルやR&Bを感じさせるアレンジとかすごくカッコいい。本人曰く「まず音楽でありたい」みたいな発言があるように、音楽としてステキなので、コアな人間じゃない僕でも入りやすい。

ホントに久しぶりに自分が聞きたいCDを買った。たぶんシガーロス以来じゃないか?流行から遅れてようがなんでもいいが、お気に入りの音楽を見つけたときが、一番、創作意欲が湧く。

posted by asimpleplan at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする